慎重に対処しよう!-うつ病の治療法について-

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慎重に対処しよう!-うつ病の治療法について-

うつ病になった時のお薬は?

うつ病の治療法の一つとして、薬物療法があります。おそらく、メンタルにかかわる薬なので、抵抗感を覚える人は一定数いると思います。病院に行ってよく分からない薬を出されても、心配になっちゃいますよね。ちなみに、脳内の神経伝達物質(シナプス)の減少がうつになるという仮説が立てられているため、脳内の状態を調整できる薬が治療薬に選ばれています。いくつか種類があり、セロトニンの量を調整するSSRI、セロトニンとアドレナリンの量を調整するSNRI、昔から精神疾患全般に使用されてきた三環系、四環系の抗うつ薬があります。

治療薬と併用すると効果的な心理療法

うつ病には脳内の状態が関係していますが、本人の思考パターンも無視できない要素です。物事を悪くとらえ過ぎるなど、偏った考え(認知)をしていると気分が沈みやくなり、抑うつからの回復を妨げます。そういった場合に効果的なのが、認知行動療法です。この心理療法では、日々の生活について紙に書き出し、どのような考えを持ち、実際にどう行動したかを振り返ります。そして、治療者のアドバイスを受けながら、偏った認知を修正して、物事を柔軟に考えられるようにしていきます。

うつ病には誰もがなるわけではない

例えば、同じ職場で厳しい労働環境にあっても、うつ病になる人とならない人がいます。うつ病になりやすいのは、几帳面でまじめな人だと聞いたことがあるかもしれませんが、性格や気質、物事の捉え方は少なからず影響しているでしょう。そのため同じ職場でも、がんばりすぎてしまうAさんがダウンして、適度なペースを守っているBさんは何ともないということが起きます。がんばりすぎてしまう背景には、様々な理由があると思いますが、うつ病からの回復に長い時間を要す可能性も考えると、消耗するような働き方は賢明とは言えないでしょう。もしも、気分の落ち込みが続いたり、趣味が楽しめなくなった時には、専門医の受診を考えてみて下さい。

うつ病の治療は主に病院でのカウンセリング、投薬治療があります。精神科に抵抗感を持つ人も少なくないと思いますが普通の病院と全くかわりありません。